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ニーサ兄さん投資日記

大暴落中のGEが回復すると信じる理由

 
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2018年1月1日からスタート。つみたてNISAをはじめ、仮想通貨や経済等に触れるブログ。低位株投資も始めました。たまに趣味の話。 投資/運用/積立投資/つみたてNISA/インデックス投資/経済/仮想通貨/個別株/

ニーサ兄さんです。

本日は、僕が株を所有する会社・GE(ゼネラル・エレクトリック)についてお話します。GEは、老舗100年以上のコングロマリット企業で、ダウが運用を開始(1896年)して以来、今もその名を残す唯一の企業です。トーマス・エジソンの設立した「エジソン電気照明会社」が吸収合併と社名変更を繰り返し、今のGEになっています。

そんなGEの株価は……といいますと、2000年前後に最高値で約60ドルをつけてからというもの、下落の一途。2008年のリーマンショックで株価をもう一段(底は約7ドルに)下げてからは、順調に回復していたのですが、近年の業績悪化や資産売却、加えてバークシャー・ハサウェイ社が持っているGE株を全て売却する等、悪いニュースが重なり、ここ1年程度で、ダウ平均が32%上昇したのに対して、GEは46%下落するという、ものすごいアンダーパフォームを見せています。

最近ですと、ラインブログの方では書かせていただきました(こちら)とおり、JPモルガンのアナリストがGEの目標株価を14ドルから11ドルに引き下げたことにより、株価が下落しました。

 

ご覧ください。まるで、崖のよう。

3月12日を境にガクッと落ち込んでいます。この落ち込みが、目標株価の下方修正によるものです。

 

〇夢見るGEの未来ー風力発電についてー

悪いことばかりが目立つように感じますが、当然ながら、僕がこれだけ成績の悪いGE株を購入したのには、理由があります。

GEという企業は、コングロマリット企業ですので、様々なジャンルの市場を持っているのですが、その中でも、僕が注目しているのは、やはり「電力」です。僕は、GEの株を購入する時、電力会社の株を購入するくらいの気持ちでした。

特に注目しているのは、電力の中でも「風力発電」になります。

皆さんは、「風力発電」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?

 

「あー、あの風車みたいな……」

「環境に優しいけど、発電しているのかしていないのかわからない」

 

という感じでしょうか。僕も正直、熊本・阿蘇の山々に聳え立つ風車のようなソレを見たときは、それくらいの感想しか持ち合わせていませんでした。

 

〇風力発電は世界を支える再生可能エネルギーとなる

現在ヨーロッパにおける風力発電は、電力全体の11%程だ、と言われています。世界においても、再生可能エネルギーの発電内訳は、2位のバイオマスを大きく引き離し、風力発電は約50%となっています(発電量は年間90万GWh程)。従来の化石燃料エネルギー型の発電と比較して、二酸化炭素の排出を大幅に抑えることができ、気候への影響を抑制する効果が大きいため、世界の様々な国・企業でドンドン導入されています。ヨーロッパでは2030年までに風力による発電は25%まで増加すると言われていますし、グーグル(アルファベット社)、アマゾン、マイクロソフトは自社のデータセンターや事業所の電力を賄うために風力発電からのエネルギー購入を決めています。一方、我が国日本でも、2012年7月から始まった再生可能エネルギーを用いて発電された電気を国定めた価格で電気事業者が買い取る固定価格買取制度(FIT)により、5年間で2.7倍に拡大する等、風力発電はグローバルに進んでいます。

IEA(国際エネルギー機関)は今後25年以内に、再生可能エネルギーが世界総発電量の最多となる推定を出しており、そうなると、再生可能エネルギーでトップシェアを占める風力発電は、これから伸びて行く市場と言えるでしょう。風力発電自体のコストも6年前と比べると、3分の1になっており、安く作れることも魅力の一つとなっています。

GEは日本の風力発電にも参入してきており(2007年に一度撤退しましたが、2014年に再び参入)、島根県浜田市のウィンドファーム浜田(写真)では、現在、GEの風力原動機が29台稼働中で、一般家庭23,600世帯分の電力を発電しています。

 

〇風力原動機を作る企業はどこか。

風力発電の「風車みたいな機械」のことを、風力原動機と言います。では、風力原動機を作るメーカーは、どのような企業なのでしょうか。

実は、風力原動機には、4大メーカーが存在し、その4社で原動機の4分の3のシェアを占めています。

一つ目は、デンマークのヴェスタス社でこちらが世界最大。次にドイツのエネルコン。次にスペインのガメサ。そして、最後に、アメリカのGEです。発電能力ベースで言うと、GEは3位になります。

GEの発電部門である「GEリニューアブルエナジー」によると、GEは世界55か国以上に拠点を持ち、3万台以上の風力原動機を導入しています。

 

〇世界的な人口増加と海洋風力発電への転換

2017年6月21日に国連が発表した「世界人口予測2017年改訂版」によると、現在76憶人の世界人口は、2050年までに98憶人に達する見込み(2100年には112憶人)です。増加する人口の90%はもちろん、発展途上国です。

では、増加し続ける人口の中、現在世界のどれくらいの人が電気のない暮らしをしているかご存知でしょうか。

実は、現在、世界の6人に1人が電気のない暮らしをしていると言われており、この電気のない暮らしをしている人、全てに電気を供給するためには、25年で20兆ドルの発電・送電分野への投資が必要になります。

そして、その電力がどうやって発電されるか、ということになりますが、主軸はやはり、風力発電でしょう。

風力発電は、2001年から平均20%以上の年間成長率で増加しており、今後も2020年までは、約13%の成長率で伸びるという予測もあります。これは、世界風力エネルギー会議(GWEC)が出した予測で、2020年までのものですが、僕は、上述のような理由から風力発電はこれからもっと伸びていくと思っています。

また、風力発電は、現在一つの転換点を迎えています。

1つ目は、建築物の高さ制限や騒音規制問題のため。

2つ目は、陸上より海洋のほうが、常時強い風が吹くため。

この2つの理由から、現在、風力発電機は陸上から洋上への建設に切り替わってきており、数十年後には、洋上風力発電が主流となっているでしょう。画像は、GEが海洋に設置している風力原動機のもので、GEは洋上風力発電にもしっかりと付いていっています。2018年3月1日には、世界最大の洋上風力発電タービン「ハリアデーX」を発表し、ヨーロッパ向けに宣伝をしています。この「ハリアデーX」は、洋上の強い風にも耐えうる強度とともに、エッフェル塔(324M)より小さく、ロンドンアイ(135M)より大きい体(260M)で効率良く電力を生み出します。少し先になりそうですが、これからアメリカや日本等アジアの国々にも売り出していくようです。

 

〇GEは風に乗る

一番最初にお話ししたとおり、GEは現在低迷期を迎えています。これから、すぐに業績がV字回復するという可能性も薄いでしょう。

ですが、GEは、これまでもいくつもの苦難を「選択と集中」によって乗り越えてきました。そして、伝家の宝刀ともいうべき電力事業では、しっかりとこれからの未来を見据えた風力発電事業に力を入れ、事業を展開させています。日本に焦点をあてると、昨日、青森県と高知県で風力発電機49基を受注し、秋田県では約1年前に22基を受注。どちらも数百億円規模の事業です。

GEは、これから電力事業に集中することで、必ず息を吹き返すと思います。これからどの分野を切り捨てるのか、あるいは追加するのか、苦渋の選択を迫られている場面ですが、電力の分野において必ず成功し、コングロマリット企業としても、また返り咲いてくれると信じています。

30年後には、GEの風力原動機が、各国の海や山にずらーーっと並んでいることでしょう。

それを考えるとGEの未来はとても明るいと、僕は思います。

 

 

 

以上!

 

 


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